DELL PowerEdge R730 のiDARCのバージョンを上げてみる

 

最近更新できずすいません・・・

ネタは沢山あるのですが、忙しすぎて書く気力も起きず重い腰を上げて今も書いております。


自宅の検証用で使っていたPowerEdge R730を停止する機会があったので、FirmwareのバージョンやiDARCの更新作業をしていきます。


以下、サーバースペック


PowerEdge R730

CPU: Xeon E5-2680v3 *2

RAM: DDR4 16GB * 7 112GB

HDD: SAS 600GB * 6

         SAS 300GB * 2

電源: 800W *2



なにはともあれ、iDARCに入る

今回は、DHCP設定を有効にし、割り振られたIPが192.168.10.118だったのでそのまま任意のブラウザで入力してアクセスします。


もし、中古品や設定などでstatic IPが割り振られていたり、static IPを振りたい場合は、フロントのLCDでも設定できますし、BIOS(F2)に入り、iDARC settingsなどで設定してください。


私の環境の場合、

http://192.168.10.118

特に設定されていなければ、

user: root

pass: calvin

でアクセスできるはずです。


色々情報があったので意図的に切り抜きしています・・・


ログインできたら、左側に


以下のメニューがあるので、概要-> サーバーを押すと色々システム概要図が見れるはずです。


今回は、元々使っていたR730サーバーに、Xeon E5 2680v4 2個に換装したいのですが、元々Xeon E5 v3世代のサーバーなのでBIOSのバージョンによってはBIOSアップグレードが必要かもしれないです。







今回は、2.4.3であり、Xeon E5 v4世代も対応だとは思いますが、現状出ている一番新しいBIOSバージョンは、2.16.0のため更新していきます。

ついでにiDARCなどのバージョンも上げていきたいと思います。


https://www.dell.com/support/home/ja-jp

で製品の検索欄から、型番やサービスタグなどで検索かけるとすぐにでてきます。


DELLは、ファームやiDARCなどのファイル一式はフリーで公開してくれています。






EXEファイルでダウンロードされるのでWindows環境で開きます。


まずはiDRACからアップデートします。


Extract...で場所を指定します。今回は、DesktopにiDARCというフォルダを作成してそこに解凍しました。

installを押すと処理が走ります。


解凍されたフォルダから、今回は、payloadフォルダの中にFirmwareのファイルが入っていたのでアップロードします。

今回のファイル名は、firmimg.d7でした。


今回は、iDARC上で更新作業をするのでiDARC設定からアップデートおよびロールバックの項目をクリックします。




該当ファイルをアップロードし、選択してインストールできればあとは待つだけです。

自動的に再起動し、iDARC Firmwareのバージョンが上がっているはずです。




無事、上がっているのが確認できました。


BIOS作業は重たいし次の記事にしようかな・・・


iDRAC面白いので皆触ってみてください。

SNMP吐けますし、自宅勢にもありがたい電源使用量などもわかりますし、見所あげたらきりがないですw






拾ったサーバーがたまたまEnterpriseライセンスだったので仮想コンソール含めてとても便利です。