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Catalyst C2960S シリーズ スイッチのファーム更新をした (C2960S-24TD, C2960S-24TS)

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 こんばんは。 自宅の機材を色々整理している最中です。 L2スイッチの入れ替えをしたので、停止している間に使っていた機材のファーム更新などをしてます。 もうかなり前のことなので、更新方法を忘れかけていたので書くことにしました。 今回は、Catalyst C2960Sシリーズのファーム更新をしていきます。 Ciscoは知見が豊富ですね・・・ 今回の作業のNW構成図となります。 検証用NW用途で使っているDocomo Home 5Gにつないでいますが、特に意味はありません。 現在、C2960Sのファームは無料で公開されていると思います。 これを導入した時期は、保守契約や代理店を通じてでしかファームはゲットできなくなってた気がするので、最初気がづいたときはかなり驚きました・・・ Ciscoのページや型番などで検索かけてファームをダウンロードしてきます。 C2960Sシリーズは、EoSとなっており現在の最新ファームウェアでも2018年のものとなっております。 新しめの機材が欲しかったらC2960LとかC2960Xとかがおすすめです ...(まだ高いけど・・・) 今回、ダウンロードしてきたファイルはSuggested Releaseにもなっている 15.2.2E9  MDを選択しました。 ファイル名は、 c2960s-universalk9-mz.152-2.E9.bin となります。 作業背景はこんな感じですw 臨時で作業してるときは、いつもこんな感じです。  サーバーとか重めのスイッチやルーターは素直に下に敷いて作業してますけど機材が多いと専用の作業台が欲しくなる・・・ 自分は、Windows 11環境ですがTFTPの環境はソフトを使って対応しました。 別途LinuxやMacなど持ってる人は標準で対応できるので環境によって使い分けてください。 自分はこのソフトを使っていますが、推奨するものではございません。 責任などは取れないのでご了承ください。 https://pjo2.github.io/tftpd64/ まずは、Cisco機器に入ってバージョンの確認をします。 コンソールやssh or telnet    などでCisco機器に入ります。 ブートしている段階でも以下のように出てきます。 Switch Ports Model SW Ver

DELL PowerEdge R730 のiDARCのバージョンを上げてみる

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  最近更新できずすいません・・・ ネタは沢山あるのですが、忙しすぎて書く気力も起きず重い腰を上げて今も書いております。 自宅の検証用で使っていたPowerEdge R730を停止する機会があったので、FirmwareのバージョンやiDARCの更新作業をしていきます。 以下、サーバースペック PowerEdge R730 CPU: Xeon E5-2680v3 *2 RAM: DDR4 16GB * 7 112GB HDD: SAS 600GB * 6            SAS 300GB * 2 電源: 800W *2 なにはともあれ、iDARCに入る 今回は、DHCP設定を有効にし、割り振られたIPが192.168.10.118だったのでそのまま任意のブラウザで入力してアクセスします。 もし、中古品や設定などでstatic IPが割り振られていたり、static IPを振りたい場合は、フロントのLCDでも設定できますし、BIOS(F2)に入り、iDARC settingsなどで設定してください。 私の環境の場合、 http://192.168.10.118 特に設定されていなければ、 user: root pass: calvin でアクセスできるはずです。 色々情報があったので意図的に切り抜きしています・・・ ログインできたら、左側に 以下のメニューがあるので、概要-> サーバーを押すと色々システム概要図が見れるはずです。 今回は、元々使っていたR730サーバーに、Xeon E5 2680v4 2個に換装したいのですが、元々Xeon E5 v3世代のサーバーなのでBIOSのバージョンによってはBIOSアップグレードが必要かもしれないです。 今回は、2.4.3であり、Xeon E5 v4世代も対応だとは思いますが、現状出ている一番新しいBIOSバージョンは、2.16.0のため更新していきます。 ついでにiDARCなどのバージョンも上げていきたいと思います。 https://www.dell.com/support/home/ja-jp で製品の検索欄から、型番やサービスタグなどで検索かけるとすぐにでてきます。 DELLは、ファームやiDARCなどのファイル一式はフリーで公開してくれています。 EXEファイルでダウンロードされるのでWindows環境で開

自分のノートPCの検証環境(Ubuntu Server 20.04 LTS)でcode-serverとDockerでDjango環境を構築してみた

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こんばんは。 多分半年ぶりの更新になると思います。 ネタは無限にあるのですが、いまいち筆が乗らず突発で今回書いたものになります。 リモート環境下もしくはVMなどを通して直接Server上のlocalhostを叩かない場合は何かとハマることが多いので備忘録として残しておきます。 Dockerの環境構築は割愛で・・・ 必要でしたら https://docs.docker.com/engine/install/ubuntu/ で頑張ってください。 code-serverの環境構築 Docker内でやる方法もあるらしい・・・ 個人的にはソースや恒久的に使うアプリケーションは、直接環境構築しDjangoなどの環境はコンテナ内で建てたい感じです。 ※検証環境は予め、公開鍵認証にしています。 パスワードレスは楽・・・ ・code-serverのインストール $> curl -fOL https://github.com/coder/code-server/releases/download/v4.7.0/code-server_4.7.0_amd64.deb $> sudo dpkg -i code-server_4.7.0_amd64.deb $> sudo systemctl enable --now code-server@"Username" ローカルのLinux環境で建てていた場合はhttp:127.0.0.1:8080 で以下の画面が表示されると思います。 今回は、Virtualbox内で建てているため、弾かれます・・・ VM内のIPは192.168.56.108なので、試しにVirtualboxを起動しているWindows内で叩いてみると 接続が拒否されてしまいますね・・・ なのでsshポートフォワーディングを用いて接続しなおします。 WIndows機のターミナルでVMを起動した状態で以下のコマンドを入力しました。 ssh -L 8080:127.0.0.1:8080 "Username"@"x.x.x.x" -Lでポートフォワーディングできるようになります。 せっかくなのでポート番号も統一し、 Windows機: 8080 Linux(Ubuntu): 127.0.0.1:8080 を指

Oracle Cloudの認定資格が無料で取れるらしいので取ってみた(Oracle Cloud Infrastructure Foundations 2021 Associate (Japanese) (1Z0-1085-21-JPN)編

約1か月ぶりの投稿となります。 1月は期末試験があったり、仕事で忙しく、トピックにできるようなものも無かったため、更新が途絶えてしまいました。 RX2530 M4の構築やESXi7.0の構築なども経験したので近いうちに書ければと思います。 本題に入りますが、試験料無料期間中ということもあり以前から気になっていたOracle Cloud Infrastructureを触る決意をしました。 もともと、業務でAWSや趣味でGCPを触っていましたが、必要な機能しか勉強する機会がなく、クラウド環境やサービス全般についての知識はあまり無かったのでいい機会だと思いました。 Oracle Cloud Infrastructure(これより以下はOCIとする)は、主要3社のクラウドベンダーと比べると後発の部類に入ります。 しかし、無料枠がかなり充実しているのと、個人的には転送料金が毎月10TBまで無料というのはかなり魅力的だなと思いました。 しっかり触る前に料金体系や主要サービスなどを気にしてしまうタイプなので、試験料無料期間中ということもあり、Oracle Cloud Infrastructure Foundations 2021 Associateをとりあえず勉強してみようと思いました。 勉強方法は、 https://learn.oracle.com/ols/learning-path/japanese-understand-oci-foundations/35644/80239 をひたすら受講していました。かなり分かり易く、詳しく解説してくれているのでかなり勉強しやすかったです。 私は、ネットワーク周りが好物のため個人的にVCN周りは、手を動かしたりしました。 Foundations 2021 Associateでは、OCIのサービス以外にもクラウドの概念や高可用性などのインフラの大切な知識を教えてくれました。 試験自体は、データベース関連とインスタンス・VCNとモニタリング辺りが特に出たかなと感じています。その他にもストレージ(オブジェクト・ストレージとファイル・ストレージ)も割と出ていた気がします。 個人的に苦労したところ ・コンパートメントとテナントの切り分けが手を動かすまで混合しそうになりました ・ポリシーの書き方 ->こればっかりは、実際に手で動かして書いて覚え

Nginx浅く理解するために触ってみた。(静的サイトの構築まで)

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この記事はPlanning-Vunue アドベントカレンダー内の記事となります。 Plannning-Venue Advent Calendar 2021 - Adventar 前の記事は こちら 普段なんとなく触って構築しているNginxですが、浅く理解してその都度調べるみたいな感じだったので、ファイルの構造やよく使いそうな所をこれを機にまとめようと思いました。 抽象的で分かりやすく使わせてくれるNginxですが、しっかり調べていくと奥が深すぎる・・・ しっかり時間とって色々な機能を触っていきたいですね。 最近サーバーを増やしたので、色々ブログのネタになりそう。(今までは買っても記事に上げず、Twitterくらいだった・・・) 内蔵RAIDカードの認識や仕様でかなり時間とられたのでそこら辺も書いてESXiとりあえず入れようと思います。 次は構築編の予定(やる気があれば) 環境(今回はVMに建てました。) Virtualbox 6.1.14(Windows10) OS: Ubuntu Server20.04 LTS vCPU:2 RAM:4GB HDD:30GB Nginxのおおまかな特徴 静的コンテンツのWebサーバー 動的コンテンツのWebサーバー ロードバランサー・・・負荷分散 リバースプロキシー・・・クライアントからのWebアクセスを別のWebサーバーに転送。 など・・・ インストール(本当は色々な手順があるけど今回は楽に構築したかったので以下で済ました。) sudo apt update sudo apt install nginx インストールできたかの確認 sudo systemctl status nginx shirokus@shirokus:/etc$ sudo systemctl status nginx ● nginx.service - A high performance web server and a reverse proxy server Loaded: loaded (/lib/systemd/system/nginx.service; enabled; vendor preset: enabled) Active: active (running) since Wed 2021-12-08 02:19:

予算別にみるQOLを最高に上げてくれるモニター達

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この記事はhttps://adventar.org/calendars/6489 3日目の記事です。 TDU CPSLab Advent Calendar 2021 - Adventar 前の記事 はnarusei先輩でした。  ApexのLine Botの記事凄く良かったです。 1日目 のReactのコンポーネントを生成するアプリをNode.jsの標準機能で作った話など、最近Reactを触っていたので記事を見ながら自分の環境でも動かしてみたいと思いました。 ( これ凄く便利そう・・・ 動かす前からワクワクしてます。) スケジュール確認せずに予定を入れたら、2日で執筆するらしい。気合で書いてるので不備とかおかしかったりしたらそっと教えてください。(執筆時点では2021/12/01) 普段はゆるふわにNW機器・サーバーでインフラ構築しながら遊んでたり、YAML職人やってます。必要な時にJavaScript(React,Node),Pythonを書いてます。 ガジェット全般が好きで気になったらよく手元にあるのでこれを機に紹介していきたいと思います。 初めに言っておきますが、私は世に出ているモニターガチ勢の方達とは比べ物にならないくらいのカジュアル層です(年に2-3台買い替えるもしくは増設する程度) 今回ターゲットにしている層は ・カジュアルゲーマ ・いい感じにモニター欲しい(=今使ってるのと交換したい!) ・予算別にモニター見てるけどいまいち良さが分からない ・モニターで作業効率を上げてQOL爆上がりしたい。 などなど・・・ エンジニア界隈だとモニター・キーボード・椅子の環境は3種の神器と言っていいほど大切な役割を果たしています。 下手したらそこそこスペックのパソコンを購入するより、良い椅子とかキーボード(これは個人差分かれる)やモニターを変えたほうが生産性が上がるまであると思ってます。 ※個人の主観です 椅子やキーボードは今回置いといてモニターを変えたところで、何が変わるの? と思うかもしれませんが、最近のモニターはとにかく便利になっています。 以下の例ですが、デスクトップもあるけどノートパソコンをモニターに繋いで快適に使いたい場合は、ポートをこんなに使うこともあります。 ※このツイート自体はThinPad X260の拡張性に感動して写真を撮ってるのでツイートと今回書

Thinkpad X260にWSL2 インストールしようとしたらできなかった話 (Error:0×80370102)

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  XPS9310が入院(修理工場行き)してしまったので、先日、メルカリで安く購入したX260を臨時的なメインマシンとして使っています。 ほんと遊び甲斐があるマシンですね。。。(早くUSキーボードの基盤届かないかな) このマシンはいずれLinuxを直でいれて、運用しようと思っているのですが、流石に大学との兼ね合いがあるので、XPSが届くまではWSL2で運用しようと思い環境構築をすることに・・・ 基本の手順は https://docs.microsoft.com/ja-jp/windows/wsl/install を参考にしているのですが、インストールしてるのに動かなかったりと色々詰んで、最終的には https://www.teamxeppet.com/wsl2_win10_install/ を参考にさせていただきました。 基本的な環境構築はこちらの記事がすごくわかりやすいので是非見てください。 最終的に構築が終わり、起動してみると WslRegisterDistribution failed with error: 0x80370102 が表示される。調べてみると Intel Virtual Technology が有効化されていないらしい。ここ最近は新しめのCPU(9,10,11世代)しか触っていなかったため、デフォルトで有効化されていると思っていました。(メイン機でVirtualBox, サーバーでESXiやProxmoxを動かしていたため。) 有効化するための手順としては ・X260を再起動する ・F1連打し、BIOSに入る。 ・Securityタブから以下の画像にある項目をすべてEnableにしてください ※BIOSに入った時点では無効化されてました。 ・EnableにしたらSaveして再起動します 起動したら無事に設定できました。 WSL2のおかげで色々開発が捗りそう・・・() Docker-conmposeなんかで環境作っておいてWSLの中に放り込んでおくのが一番よさそうな気がしますね 参考にさせていただいた記事: https://griefnote.hatenablog.jp/entry/wsl-setup-error-0x80370102 https://www.teamxeppet.com/wsl2_win10_install/ https://m